つねにふりだし【 起立性調節障害と不登校 】

起立性調節障害から不登校になった娘との日常

娘の習性

我が家の娘さんには、「並んで歩いていると、だんだん寄ってきてぶつかってくる」という不思議な習性があります。決してまっすぐ歩けない訳ではなく、ぶつかると「あ、ごめん」と言って離れるのですが、また、だんだんとこちらに寄ってきて、ぶつかるのです。

 

地味に歩きづらい!体力を消耗して結構、疲れるんだぞ!と先日娘に伝えました。あまりそういった人に出くわしたことがないので、不思議に思っていました。

 

ひょっとしたらワザとで嫌がらせなのか?

 

いやいやそんな風ではないぞ?無意識なのか?

 

と思って、他の人と一緒に並んで歩いている時もぶつかっってしまうのか聞いてみました。

 

娘「イヤ?母だけだけど?」

 

母「なんでだい?」

 

娘「さあ?気を許してるからじゃない?」

 

ちょっと何言ってるかわかんらないんスけど…

そして、ずーっと話かけてきて、突然声が若干大きくなったりする。

 

母「なんでだい?」

 

娘「さあ?気を許してるからじゃない?」

 

ちょっと何言ってるかわかんらないんスけど…

 

とまあ、いつもこんな調子ですので、他に歩いている人のいない島を歩いている時は良いのですが、本土へ買い物に行った時なんかは、時々振り返られることがあります。

 

小さい時を思い出してみると、あまりそういった行動はなかったように思います。よく、いなくなってはいましたが…

 

いずれにせよ、友達と一緒のいる時にもこれでは、友達がイヤがるだろうと思い、

 

「母との時はいいけど、友達や他の人と一緒の時には周りの人がビックリするだろうから、少し気をつけたほうが良いかもね。」と伝えておきました。すると、

 

「他の人と一緒の時にはこんなことしないよ〜!ちゃんと気をつけてるから。」

 

なに?私だけかい!

 

どうやら、この行動はふさわしくない行動だと、ちゃんと認識しているようです。しかも気をつけている間は出ないらしい。確かに夫に聞いても、そんなことは無いと言う。

 

じゃあ私の時も気をつけてよ〜(タメイキ)と思いましたが、気を許してくれていることは良いことだよね。と思い直し、いまだにぶつかりながら歩いております。

 

ただ、車の運転中もずっと話しかけてきて、リアクションが帰ってこないとガッカリしているので、「運転中は危ないから返事できないよ。」と伝えています。私は、どちらかというと話し声が結構気になってしまう方なので、とても相性が悪いんです。

 

イヤな気持ちをストレートに出してしまっては、良い人間関係を築くことができません。かといって、ガマンし過ぎるのもしんどくなってしまいます。大切なのはバランス。

 

そのあたり、私自身も感情をうまくコントロールしつつ、そのスキルをうまく子供達に伝えることができればいいな、と思っています。

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