次女の気づかい
こんにちはsabi-seijiです。
今日は長女が通う中学校のオープンスクールの日です。島にひとつの中学校ですから、島の小学校へ通う6年生の次女はもちろん参加します。
春になったら中学校へ進学する次女。
となると長女は中学3年生、最高学年生になるであろう「不登校の姉」を持つ妹の心境は複雑なものでしょう。
「私は姉のようにはならない!」
が口癖の妹はたいへん口が悪く、「姉は体調悪そうだけど、どうしたの?」が
「おい!姉!何で学校行かないんだよクソ!」
に変換されるようです。
「なんなら行きたくない学校へ毎日通い、放課後にクラブ活動もこなし、宿題をきちんとしている自分」の傍で、「時々学校へ顔を出し、宿題も勉強しなくても怒られず、バラエティー番組を見ながら笑っている姉」を見ると、やるせ無い気持ちになってしまうのもうなずけます。
私はこんなに頑張っているのに…
おそらく不登校児がいるクラスの同級生もこんな心境なんだろうな、と思います。そんな中、時々学校へ顔を出す長女を何も言わず受け入れてくれる同級生たちの、何とありがたいこと!神対応!
表面的に合わせているだけの子もいるかもしれないし、どう扱っていいかわからず当たらず障らずの対応をしている子もいるかもしれない。
でも「あえて攻撃する」という選択をしないでいてくれている娘の同級生たちに、とても感謝しています。
でも行けないのよね…
次女にも最近、自律神経の変調が見てとれますので、厳しく言うことは避けながら姉のことを説明します。
「今、君が感じている体の変調がもっとひどくなって、姉は起き上がれなくなったんだよ。」
と言うと、反論せず黙って聞いているところを見ると、何かしら感じるところはあったのかなと思います。「もう少しマイルドな日本語を選ぼうね。」とだけ伝えると、最近ちょっとだけマイルドになった気がします。ちょっとだけ…
「おい!姉!邪魔!」
クソ!が消えてる…
ソレは気づかいなのですか?
そうだと思っておきましょう。