つねにふりだし【 起立性調節障害と不登校 】

起立性調節障害から不登校になった娘との日常

アイメッセージで伝えてみよう

 こんばんはsabi-seijiです。

前回の課題、娘との価値観の差を埋めるべく考えてみました。

 

 

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そもそも価値観って何?

 

かちかん【価値観】

いかなる物事に価値を認めるかという個人個人の評価的判断。
「 -の相違」

出典 三省堂大辞林 

 
とあります。ということは、判断基準の違いが価値観の違いとも言えそうですね。
 

つねに一緒にいたがる

 

娘は家にひとりでいるのが嫌いです。買い物もひとりで行くことが嫌いです。

 

母「今、手が離せないからお買い物ひとりで行ってきてくれる?」

娘「じゃあ、終わるまで待ってる。」

母「用事が終わったらすぐに追いつくから、先に行って選んでて。」

娘「……。」

 

自営の店舗はスーパーマーケット内に出店しているため、同じ建物内における会話です。距離にしても十数メートル、時間にしてもすぐ行ける距離ですが、ひとりでは行きません。

 

 

ふたりの価値観の差

 

娘 「ひとりは寂しいから、一緒にいたい。」

母 「ベタベタされるのは好きじゃない。」

 

はい、正反対!価値観の差が発生する時、決まって沸き起こる感情が「怒」and「哀」です。

 

「今、手が離せないって見ればわかるでしょう?」

「なんでひとりで行かないの?」

「もう!ひとりでできるでしょう?」

こんな気持ちに支配され、怒りのボルテージがぐんぐんと上がっていきます。

 

じつはこれ、娘が起立性調節障害不登校になってから、しばしば言うようになったことのひとつです。それまではというと、買い物もひとりで行っていましたし、私たちは共働きの自営業のため、家にひとりでいることも多く、留守番もできていました。

 

イライラの正体

 

イライラの原因を考えてみたところ、おそらくは「以前できていたことができなくなったから」です。中学生の娘が幼児に戻ってしまった感覚です。

 

「せっかく手がかからなくなったと思ったのに…」

 

そうです、私はひとりが大好き。やっとここまで子供が成長して、自分の時間が持てる!と喜んでいたら、逆戻りしちゃった⁇

 

しかも、目の前にいるのは見た目に小さな女の子ではなく、中学生の娘です。

この「見た目のギャップ」と「以前はできていたのにできなくなる」というのは精神的なダメージがデカいのだと気がつきました。

 

見た目に小さな子であれば「できなくても仕方ないよね。」と諦めもつきます。それが中学生の娘になった途端、見た目にどうしても引っ張られてしまい「これくらいできるよね。」となり、相手を受け入れることが難しくなるのです。

 

できなくなった理由は?

 

起立性調節障害が直接の原因とは考えられません。となると、生活の変化によるストレスで「うつ病」や「不安障害」といった二次障害の可能性があるのかな?と思います。もしくは、今までは我慢していたけれど、もともと、さみしがり屋な性格で、本当はひとりで行動したくなかったのだけれど、我慢して頑張っていたのかもしれません。

 

まとめ 対策として伝え方を変えてみよう

 

とはいえ、私が受け入れてばかりだと、ストレスが溜まってよろしくないし、長期的に考えると無理がある。ということで、少しでもやんわりと、かつ的確に伝える方法を考えてみました。

「私はこう感じるよ。」のアイメッセージで伝えるとどうなるでしょう。

 

「ひとりで行くことに不安があるなら言ってくれると(私は)嬉しいんだけど。」

「私は、買い物をひとりでできるようになって欲しいと思ってるよ。 」

 

くらいかなあ。明日にでも試してみよっと。 

 

 

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