つねにふりだし【 起立性調節障害と不登校 】

起立性調節障害から不登校になった娘との日常

わたしが不登校とひきかえに得たもの 子どもの笑顔と親の成長

いつもこのブログとsabi-seijiにお付き合いくださりありがとうございます。

 

さて、長女が不登校になってからというもの、私はネットで不登校関連の記事をチェックすることが多くなりました。

 

不登校を扱った教育関係のサイト

不登校を扱った心理カウンセラーのサイト

発達障害を扱ったサイト

起立性調節障害(OD)を扱ったサイト

・過去に不登校だった当事者さんのブログ

不登校の保護者さんのブログ

 

などなど。

 

それらの中から、不登校やODを抱えた娘への対処方法をGETしたかったのです。あとは、保護者さんたちと画面を通して(勝手に)共感したかったから。

 

とにかく、娘も家族も苦しかったので、現状と精神状態を早く変えたいと思っていたからです。

 

  共感できた記事が多かったサイト

 

あくまでもわたし個人の意見ですが、一番共感できたのは、やはり同じ立場である不登校の保護者さんのブログ」です。

 

不登校まっただ中の記事から、過去の振り返りの記事まで、段階は様々ですが、抜け出すまでの心の保ち方や気分転換の工夫、といった記事にはほんとうに励まされました。

 

記事を読んでいく中で感じたことは、親と本人が不登校を受け入れられるまでどのくらいの時間がかかるか、によって回復までの期間が変わるということです。

 

親がいくらあっけらかんとしていても、当の本人が気持ちを切り替えるには、やはりそれなりの時間が必要ですし、逆に親の方が認められない場合もあります。

 

不登校を受け入れることが難しかったのはなぜ?

 

・学力や体力が低下し、他の子より遅れてしまうのでは?

・集団行動が取れない、自分勝手な子になってしまうのでは?

・我慢ができない、わがままな子になってしまうのではないか?

・すぐに諦めて投げ出してしまう、忍耐力のない子に育ってしまうのでは?

 

といったネガティブな考えが、私の中に強くあったため、娘のことを認めてあげたいと頭ではわかっていても、なかなか価値観を変えることができませんでした。

 

登校とひきかえに得られるもの

 

親が簡単に子供のわがままに振り回されてどうするの?

 

かつての私がそうだったように、親の責任を疑ったり、しつけの問題と考える人がいます。

 

しかし実際には、子供の不登校を認めざるをえない場合もある、ということを知ってほしいと思います。

 

不登校児の親たちが学校へ行くこととひきかえに得られるものは、子どもたちの笑顔や心の健康です。

 

子どもの心が壊れていくことと、無理をして登校をすること。あなたならば、どちらを選びますか?

 

世間の人や学校の先生は子どもの将来に責任を持ってはくれません。守るべきはどちらか考えた結果、親は子どもに学校を休むことを勧めるのです。

 

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不登校をぬけ出しつつある娘の変化

 

学校へ行かなかったこの2年間で長女ワシャ子はどのように変化したでしょうか。

 

以前は、自分のネガティブな気持ちを言葉で伝えることが少なかったワシャ子ですが、このところ言葉で伝えてくれるようになりました。

 

親や学校の先生に対して、反抗的な言葉を口にすることはいけないことだと言い含めて育ててしまったので、必要以上にガマンさせてしまっていたのかなと反省しています。

 

学校のシステムや大人の理不尽な要求(親も含む)に対して納得することができず、心をすり減らし、結果として身動きがとれなくなってしまう。というワシャ子の特性に早く気がついてあげればよかったと思っています。

 

遅くなってゴメンよ、これから挽回するからね。

 

学校で先生に納得いかないことを言われても、なんとか受け流すことができるようになってきたことにはワシャ子の成長を感じます。

 

まとめ 不登校に向き合って親子の関係は変化した

 

ワシャ子に確認をしてはいませんので、あくまで私が感じることです。以前は子どもだからと高を括って口うるさくポンポンと発言していた私でしたが、不登校を経験したことにより、ワシャ子の心の動きと行動がどのように結びついているのか、を考えるようになりました。

 

結果、私も少し子育てスキルがアップしたように感じます。すご〜くちょっとですけどね…(汗)

 

子育てとは、悩み、試しては失敗することの繰り返しなのですね。きっと娘が不登校にならなければ気がつかなかっただろうと思います。

 

ワシャ子の受験がひと段落したら、不登校を引継ぎそうなジジ子の環境づくりに取りかかりたいと思います。

 

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

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