つねにふりだし【 起立性調節障害と不登校 】

起立性調節障害から不登校になった娘との日常

不登校と奨学金〜その2〜【願書に不登校のことを書いた結果】

以前ブログにあげていた「無利子タイプ県の奨学金」の一次審査の結果が届き、学校からの封筒を手にガクガクしているsabi-seijiです。

 

 

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その一次審査の結果…そろ〜っとのぞくと、

 

 

 採用!?

 

 

採用候補者って書いてある!!!!

 

 

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ダメ元で挑んだ奨学金でしたので、正直驚きました。中学3年生の在学中である11月頃に申請を出し、入学後5月頃に審査が行われる「予約採用」と呼ばれる奨学金は中学校の卒業前に一次審査が行われ、高校入学後に二次審査が行われます。

 

なので、「採用候補者」となっているのは、一次審査は通過したということなのだそう。

 

起立性調節障害と診断され、学校へ通うことができなかった長女ワシャ子は、県外の私立高校への進学を希望したことにより、奨学金を借りる運びとなりました。

 

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しかし、学校の先生の「不登校の記載はしない方が印象が良いのでは?」との意見に反し、正直に書いた文章で挑んだ結果、「採用候補者」決定の通知が届いたのです。

 

選考方法については公表されていませんので、倍率などはわかりませんし、ひょっとしたら人数によっては全員合格しているのかもしれません。一般的には大学から奨学金を借りる人が多いため、高校からの申請者は少なかったのかもしれません。

 

残念ながら、わが県は全国的に「忘れられる県」の上位にランクインしているような県です。ディスってるわけではないですよ、念のため。ですので、地域差もかなりあるかとは思います。

 

しかし、「学校へ通えなかった期間があるため、サポート体制の整った他県の私立高校への進学を決めました。」という一文を加えることについては、少なくともわが県では審査の障害にはならなかったといえます。

 

この後のスケジュールとしては、実際に高校へ進学したのち、本人名義の金融機関の口座を証明する書類(奨学金はあくまでも学生本人の借入金となるため)、在学証明書を添付して進学先の学校から申請を提出することになるようです。

 

進学に関する書類にはじまり、奨学金・パスポート・マイナンバーの申請などなど、これからしばらくは、苦手な書類作成作業に追われる毎日になりそうです。(あと、自営業だから青色申告書の作成ね…これやだ…ほんと。)

 

ああ、学校の作文や簿記の課題、もう少し真面目に取り組んでおけばよかったなあ…

 

ああ??!!!

 

全国の不登校の子供さんがよく口にする、「勉強って何のためにするの?」という問いへの私の答えはこれだわ!!!

 

「自分の未来をこじ開ける切符を手にするためだよ。」

 

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