ワシャ子・ジジ子 別室登校するの巻〜その後〜
娘たちの学びの場所を確保するべく、「別室利用についての提案書」をジジ子の担任の先生に提出した結果をお伝えしようと思います。
前回「今度、ご夫婦でご来校くださいませんか?」と学校から相談の場を持ちかけられた母です。
提案者は私なのに、夫婦で呼ばれたのはなんで?
と思いつつ、私と夫は学校へと向かうとそこには、教頭先生と担任の先生、学年主任の先生がいらっしゃいました。
はじめに担任の先生から告げられた返答は、
「来年度に特別学級がひとクラス増えるため、教室と教師を確保することが難しい。
したがって、来年度は別室を設けることができないと思う。」
というものでした。
そ、そんなあ…
提案そのものが無効だって?
私「別室登校といっても、特別に教室を準備してくださらくても、保健室や空いている教室を移動しながらでも利用することはできませんか?」
私も簡単に引き下がるわけにはいきません。すると教頭先生が、
先生「保健室は他の生徒も利用しますから、長時間そこで過ごすことはできません。教師がいない時に何かあってはいけませんし、別室を設けることは難しいと思います。」
(え???確か娘が利用した時に聞いたら、先生は授業のはじめと終わりに来るだけで、後はいないことが多いって言ってたけど?)
他にいくつか質問してみましたが「そうしたいが、体制を変えるは難しい。」という答えが返ってくるだけです。
すでに結論を出してしまっている相手に、これ以上つめ寄るのは得策ではありません。
「他のアプローチじゃないとダメか…」と気持ちを切り替え、最後に
私「では別室にこだわらず、学校へ来れていない子供たちや保護者とこれまで以上に交流を図り、理解を深めてくださいませんか?」
とお願いすると「もちろん、そのようにしてまいります。」と心良い返事が帰ってきました。
その後、私たちは新型コロナウイルスについて雑談を交わし学校を後にしました。
それにしてもわからないのは「なぜ夫も呼ばれたのか」ということです。その場にいた次女ジジ子の担任は、しきりにジジ子の話を持ち出していたことから考えると、
・先生は、この提案を私がジジ子だけのためにしていると思った?
・それで先生は、両親に一度に説明した方が良いだろうと提案者ではない夫も呼んだの?
・それとも先生数人に対して私がひとりだと、聞き間違いや誤解を招く恐れがあったから?
といろいろな考えが浮かびました。
なぜ夫婦で呼ばれたのかを夫にもたずねて見たところ、
「夫婦間で情報の共有ができているか確かめたかったんじゃないの?
例えば、母親だけが感情的に盛り上がってしまって、学校へ提案という名の文句を言いにきたっていうのは、ありそうな話。
そうした時に冷静な話に持っていくために自分を読んだのでは?」
あれ?私はモンペ認定されてたってこと?(全く自覚がない人です…)
なるほど。
今後は先生に恐怖感を抱かせないよう気をつけまする。
と、ここまでは昨年度のお話。
年度が変わり、先生も変わり、その後はいかに?