つねにふりだし【 起立性調節障害と不登校 】

起立性調節障害から不登校になった娘との日常

不登校と奨学金〜その2〜【願書に不登校のことを書いた結果】

以前ブログにあげていた「無利子タイプ県の奨学金」の一次審査の結果が届き、学校からの封筒を手にガクガクしているsabi-seijiです。

 

 

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その一次審査の結果…そろ〜っとのぞくと、

 

 

 採用!?

 

 

採用候補者って書いてある!!!!

 

 

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ダメ元で挑んだ奨学金でしたので、正直驚きました。中学3年生の在学中である11月頃に申請を出し、入学後5月頃に審査が行われる「予約採用」と呼ばれる奨学金は中学校の卒業前に一次審査が行われ、高校入学後に二次審査が行われます。

 

なので、「採用候補者」となっているのは、一次審査は通過したということなのだそう。

 

起立性調節障害と診断され、学校へ通うことができなかった長女ワシャ子は、県外の私立高校への進学を希望したことにより、奨学金を借りる運びとなりました。

 

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しかし、学校の先生の「不登校の記載はしない方が印象が良いのでは?」との意見に反し、正直に書いた文章で挑んだ結果、「採用候補者」決定の通知が届いたのです。

 

選考方法については公表されていませんので、倍率などはわかりませんし、ひょっとしたら人数によっては全員合格しているのかもしれません。一般的には大学から奨学金を借りる人が多いため、高校からの申請者は少なかったのかもしれません。

 

残念ながら、わが県は全国的に「忘れられる県」の上位にランクインしているような県です。ディスってるわけではないですよ、念のため。ですので、地域差もかなりあるかとは思います。

 

しかし、「学校へ通えなかった期間があるため、サポート体制の整った他県の私立高校への進学を決めました。」という一文を加えることについては、少なくともわが県では審査の障害にはならなかったといえます。

 

この後のスケジュールとしては、実際に高校へ進学したのち、本人名義の金融機関の口座を証明する書類(奨学金はあくまでも学生本人の借入金となるため)、在学証明書を添付して進学先の学校から申請を提出することになるようです。

 

進学に関する書類にはじまり、奨学金・パスポート・マイナンバーの申請などなど、これからしばらくは、苦手な書類作成作業に追われる毎日になりそうです。(あと、自営業だから青色申告書の作成ね…これやだ…ほんと。)

 

ああ、学校の作文や簿記の課題、もう少し真面目に取り組んでおけばよかったなあ…

 

ああ??!!!

 

全国の不登校の子供さんがよく口にする、「勉強って何のためにするの?」という問いへの私の答えはこれだわ!!!

 

「自分の未来をこじ開ける切符を手にするためだよ。」

 

ワシャ子・ジジ子 別室登校するの巻〜その1〜

兼ねてから私が興味をもっていた別室登校。

興味があったのは、あくまでも私(母)。

大切なことなので2回言いました。

 

別室登校とワシャ子さん

 

何度か話を持ちかけてみましたが、ワシャ子は別室登校や保健室登校を頑なに拒んでいました。

 

ワシャ「保健室は私の行くところじゃない。行くなら1時間目から教室に行かなくちゃダメ。」

 

といった極端な持論をもっていました。とうの本人は、起立性調節障害で朝は起きられず、2年に渡り1/3は通えない、1/3は数時間のみの出席にもかかわらず…ですハイ。

 

母「行ける時に行けるところに登校すればいいんじゃない?」

 

という意見は虚しく宙を舞い、ひらひらと落ちてゆく。

 

そのワシャ子が!なんと!ついに別室に興味を持った!

 

というのも、中学1年生の妹、ジジ子がこの度、別室登校デビューしたからです。

 

別室登校とジジ子さん

 

別室登校って?という方に説明しますと、教室に入るエネルギーがない不登校の子供たちが通う、学校内に設けられた教室以外の居場所です。

 

経緯を説明しますと、ここ1ヶ月、ジジ子は10日学校を休み、1日数時間登校し、また10日休むくらいの頻度で、おおむね休んで時どき登校するといったスタイルをとっています。

 

登校する時には教室に入っていくことに抵抗は感じられないのですが、ジジ子もまた起立性調節障害の兆しがあり、体を起こしていると午前中はしんどいという不調を抱えています。

 

家庭では休めるものの、どうしても生活リズムが崩れがちになってしまう。というデメリットがあります。

 

今はまだ、家庭でしっかりと休むべき時期なのか?はっきりとした答えは分かりませんが、別室登校をしている同級生の話をすると、

 

ジジ「どんなことするの?」

 

と食いついてきました。おや?ワシャ子の反応とは違うぞ?

 

その後の話で、どうやらジジ子は少なくとも今、教室で過ごすにはエネルギーがかなり必要だとのことでした。

 

それで疲れてしまって、次の登校までに時間がかかってしまう、とのこと。ならば、省エネ生活に切り替えれば、細く長く通えるのでは?と思った矢先、私の思考がハタととまった。

 

話をふっておきながら…ゴメン…母、詳しいことは何も知らん。

 

ということで慌てて学校へ説明を聞きに行ったしだいです。

 

別室登校と学校の先生

 

・別室や保健室登校はあくまでも教室にはいるためのステップとして設けている

・ゆえに、学校のスケジュールに合わせた時間配分で行われ、教科に関することを自習する

・決まった先生がつく人員的余裕が学校サイドにないため、基本は自習

ときどき担任や校長先生が覗いてくれる。

・登校時に職員室へ登校の報告をし、鍵を持って(もしくは職員室にいる先生に付き添われて)教室へ上がる

 

はじめにこの説明を聞いた時、 目の前が真っ暗になりました。

 

さ、最終目的は聞き間違いでなければ先生、教室っておっしゃいましたか?ガチガチ

 

無理じゃーん !!!

 

教室に入れないからとの理由で別室を選択しようとしたら、別室登校=教室へのベルトコンベアーに乗っちゃうってこと?

 

あかんやつや~

 

私の考える別室登校は、とにかく学校という空間で、好きな活動をして過ごす。登校も下校も自分のリズムで。最終目的は設けず、自分の段階に合わせてその都度変えていく。といった、どちらかというと適応指導教室フリースクール的なイメージだった。

 

ところが、ここは小さな島。

 

フリースクール適応指導教室はない。となると、子供の居場所が家庭以外に選択できないのです。で、別室登校を利用している子もいると人づてに聞いて、勝手にキラキライメージしていた。

 

反省…そうだった。そんなに都合よくいくはずはないのだ…

 

うちの子供たちに、学校が考える最終目的を告げた途端、

 

じゃ。いいです〜(軽)

 

となってしまうだろう。はたして二人は登校することになるのか?

 

ワシャ子・ジジ子 別室登校するの巻〜その2〜に続く…

 

 

 

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主婦が語る「簡単キレイ・証明写真アプリに対する写真屋さんの嘆き」

われわれの仕事は、近い将来AIに乗っ取られるだろうと懸念しているsabi-seijiです。

 

スマホで証明写真が撮影できるアプリの普及

 

デジカメの普及やスマホの進化、プリンターの普及により、今まで技術職だった写真業は家庭で完結できるようになりました。

 

現代ではフィルムを扱うことができない人でも、プロフォトグラファーを名乗れるようになってしまったのです。

 

特にこれから時期、入試や就活に向けて証明写真を準備するお客さんが増えてきます。

 

わが写真館でも例外ではないのですが、最近はスマホのアプリを使って証明写真をプリントするお客さんがチラホラいらっしゃるようになりました。

 

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この小さな島でさえ増えたと感じますので、本土界隈ではさらに多いことでしょう。

 

そのままコンビニや写真館でプリントアウトできるよう、写真用紙サイズに合わせてレイアウトされるうえ、仕上がりサイズの指定や修正まででき、証明写真アプリは機能満載の便利なツールです。

 

あまりにもひどい写真が多い現状

 

ところがこの写真、注文するお客様は他の証明写真と見比べることってまずナイのではないでしょうか。

 

その影で、毎日毎日プリントを見続け、持ち込まれる証明写真データの残念さに唇を噛みしめ、可能な限りの明るさ修正を施し、お客様にプリントをお渡ししている写真屋さんがいることをご存知でしょうか。

 

この写真を就活のエントリーシートに使われるのでしょうか?

写真館で撮影してくれれば…

もう少し姿勢に気を配ってくだされば…

もっともっときれいな写真がお渡しできるのに…

 

持ち込まれるデータはライティングがされていない状態で撮影されているため、いずれも暗く、立体感がなくのっぺりとしていて、抜け感のない写真です。

 

過度に修正されている場合もあることから、老婆心ながら撮影のポイントや注意点をお伝えするのが、写真屋さんにできる精一杯の抵抗です。

 

金額は通常のプリント料金と同じなので写真館での撮影よりもはるかに安い

 

証明写真をきちんと写真館で撮影するとなると、やはりそれなりにお金はかかります。

 

できるだけお客様の負担を軽くするため、当店では4枚1セット/税抜き1.000円でお受けしています。しかもサイズ違いでの4枚でも同金額というサービスもしています。

 

対してスマホの証明写真アプリで持ち込んだ場合、Lサイズ1枚/税抜き30円でプリントすることができます。よく使われる履歴書4cm×3cmサイズの証明写真であれば30円で仕上げることができるのです。

 

写真館で撮影してもらうことのメリット

 

じゃあ安いに越したことないじゃん。

 

と思われるでしょうか。写真館で撮影した時、座り方や顔の向きをあれこれ指示された経験があるはずです。

 

まっすぐ座っていますが何か?

 

と思われたかもしれません。しかし、はじめから完全にまっすぐ座れる人がどれくらいいるか知っていますか?

 

最近の学生さんは特に顕著で、100人に1人いるかどうかくらい貴重な存在です。では、その他の人はどうかというと、顔の傾きや肩の高さが平行でなかったり、左右に振られて座ってしまいます。

 

これは決して特別なことではなく、人には利き手や利き足があるように、目も左右どちらか得意な方があり、それにより顔の中心がずれてしまうことがあるからです。

 

アゴが上がってしまう人は近視や乱視の傾向があったり、顔の傾きがある人は食事の噛み癖があるなど、骨格の歪みにつながっていることが経験上多くあります。

 

服装や姿勢、特にパスポートは決まりごとが多いのですが、そのあたりの規定も写真館であれば問題なくクリアできる品質の写真を、1回で提供してもらえるはずです。

 

まとめ 写真屋さんは金額に見合った仕事はきっちりといたしますよ

 

中には、どうしても写真館に出向けないという方もいらっしゃいます。入院していらっしゃる方、障害を抱えていらっしゃる方などです。

 

そうした方やひとり座り前の赤ちゃんの証明写真は特例が設けられていますし、写真館であれば知識も持ち合わせていますので、ご提案はできるはずです。

 

ここ一番の大切な証明写真は納得のいくクオリティーの写真で挑んでほしい。と、島の写真屋さんは願いつつ、あなたの頑張りを蔭ながら応援しています。

 

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不登校と奨学金〜その1〜【奨学金の願書に不登校って書くの?】

幸せはお金では買えないわ✨

 

と純情を貫きたいところですが、歳を重ねるごとに「お金がないとできないことも多い現実」を知った、汚れちまったsabi-seijiです。

 

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 Bruno /GermanyによるPixabayからの画像

 

さて、以前より課題となっておりました不登校の子供が、無謀にも無利子の「第一種奨学金を借りることができるのか、チャレンジしている途中経過をお届けしたいと思います。

 

もう一度、わが県の奨学金の条件を整理してみましょう。

 

 

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わが県の奨学金の出願資格と選考基準

 

■出願資格

 

長いので省略意しますが、平たく言うと「県内の進学希望者に貸すけど、重ねて受けることができない奨学金もあるから気をつけてね。」ということです。

 

県によって違いがあるとは思いますが、こちらは問題なくクリアしています。(高校でも不登校になる可能性はなくはないですが、今のところは大丈夫です。)

 

では何が問題なのかというと、この次にある「選考基準」です。

 

■選考基準

 

1. 人物、健康及び学力の基準

次のいずれかに該当し、学習に対する意欲や生活態度に優れ、進学先の学校の卒業が可能と認められること。

(ア)学習成績が優秀な者(学習成績の評定平均値が3.5以上の者)

(イ)スポーツ・文化活動における実績のある者

(ウ)学校内外の活動においてリーダーとして活躍した者

(エ)学校内外の活動において他者への貢献が認められる者

(オ)特定分野への興味・関心が高く、将来の活躍が期待できる者

 

2. 家計基準

家計支持者の年間所得金額の合計が基準値以下であり、就学困難な経済状態にあると認められること。

 

わが家の場合、家計基準はクリアしているのですが(それもどうかとは思いますがここはあえて…)成績優秀でもなく健康優良児でもない、起立性調節障害不登校のワシャ子が自信を持って推せるのは唯一(オ)の将来性です。

 

ということは…

 

願書の家庭事情の部分に、どれだけ熱意を込めれるかが勝負なのでは?

 

と考え、少ない文字数でワシャ子が実際に書いて提出した文章がこちらです。

 

望み薄な奨学金へのチャレンジ 〜不登校家庭の事情欄記入例〜

 

私は、人の考えを理解しようと努めています。

人にはそれぞれ違った考えがあり、自分が良かれと思ったことでも相手が必ず喜ぶとは限らない、という経験をしたからです。

それから私は対話することの大切さを学びました。

今、海外から移住した方たちと英語で対話することで、よりたくさんの考えを知ろうと努力しています。

高校では実践的なコミュニケーション英語を学び、いろいろな人と出会うことで多様な価値観を知り、共感する力を養いたいと考えています。

体調を崩し、学校へ通えなかった期間があるため、サポート体制の整った他県の私立高校への進学を決めました。

自宅を離れ、寮に入る必要があるのですが、寮費月額 55,000円の他、毎月定められている帰省のための交通費を賄うことが困難であるため、奨学金による支援をお願いいたします。 (342文字)

 

 

わが子ながら、なかなかの文章力だと思います。

親バカなのはご容赦ください。

願書は所属する中学校からの提出となるため、まずは学校へ提出して記入漏れがないかなどをチェックしてもらいました。その際、

 

「先生から家庭事情欄を添削された。」

 

と、ワシャ子が書類を持ち帰ってきたのです。その添削がこちら。

 

私は、高校では実践的なコミュニケーション英語を学び、いろいろな人と出会うこことで多様な価値観を知り、共感する力を養いたいと考えています。

県外の私立高校への進学のため、寮での生活となり、寮費、教材費の他、生活費など支出が増え、経済的に負担が増えます。

奨学金を借りて高校生活を頑張りたいと思っていますので、支援をよろしくお願いします。(165文字)

 

 

ずいぶんとあっさりとした文章になりました。

「文字数が多いと読むのが大変だし、不登校だったということは書かない方が印象が良いのでは?」との先生の言葉に、「不登校は印象が悪い」と遠回しに言われた気がして、違和感を覚えてしまいました。

 

ワシャ子が自分の言葉で自分の将来を述べた文章に、先生とはいえ、他人が手を加えることに抵抗がありましたので、失礼ながら添削前の文章で提出してもらうよう、学校にお願いしました。

 

自分の言葉で挑んだ結果の不採用だったならば素直に受け止められるのですが、先生の考えた文章で採用されなかった場合、私もワシャ子も納得ができず、後悔するだろうと考えたからです。

 

さてさて、結果はどうなる?その話はまた後ほど…


長文をお読みくださりありがとうございました。

 

 

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わたしが不登校とひきかえに得たもの 子どもの笑顔と親の成長

いつもこのブログとsabi-seijiにお付き合いくださりありがとうございます。

 

さて、長女が不登校になってからというもの、私はネットで不登校関連の記事をチェックすることが多くなりました。

 

不登校を扱った教育関係のサイト

不登校を扱った心理カウンセラーのサイト

発達障害を扱ったサイト

起立性調節障害(OD)を扱ったサイト

・過去に不登校だった当事者さんのブログ

不登校の保護者さんのブログ

 

などなど。

 

それらの中から、不登校やODを抱えた娘への対処方法をGETしたかったのです。あとは、保護者さんたちと画面を通して(勝手に)共感したかったから。

 

とにかく、娘も家族も苦しかったので、現状と精神状態を早く変えたいと思っていたからです。

 

  共感できた記事が多かったサイト

 

あくまでもわたし個人の意見ですが、一番共感できたのは、やはり同じ立場である不登校の保護者さんのブログ」です。

 

不登校まっただ中の記事から、過去の振り返りの記事まで、段階は様々ですが、抜け出すまでの心の保ち方や気分転換の工夫、といった記事にはほんとうに励まされました。

 

記事を読んでいく中で感じたことは、親と本人が不登校を受け入れられるまでどのくらいの時間がかかるか、によって回復までの期間が変わるということです。

 

親がいくらあっけらかんとしていても、当の本人が気持ちを切り替えるには、やはりそれなりの時間が必要ですし、逆に親の方が認められない場合もあります。

 

不登校を受け入れることが難しかったのはなぜ?

 

・学力や体力が低下し、他の子より遅れてしまうのでは?

・集団行動が取れない、自分勝手な子になってしまうのでは?

・我慢ができない、わがままな子になってしまうのではないか?

・すぐに諦めて投げ出してしまう、忍耐力のない子に育ってしまうのでは?

 

といったネガティブな考えが、私の中に強くあったため、娘のことを認めてあげたいと頭ではわかっていても、なかなか価値観を変えることができませんでした。

 

登校とひきかえに得られるもの

 

親が簡単に子供のわがままに振り回されてどうするの?

 

かつての私がそうだったように、親の責任を疑ったり、しつけの問題と考える人がいます。

 

しかし実際には、子供の不登校を認めざるをえない場合もある、ということを知ってほしいと思います。

 

不登校児の親たちが学校へ行くこととひきかえに得られるものは、子どもたちの笑顔や心の健康です。

 

子どもの心が壊れていくことと、無理をして登校をすること。あなたならば、どちらを選びますか?

 

世間の人や学校の先生は子どもの将来に責任を持ってはくれません。守るべきはどちらか考えた結果、親は子どもに学校を休むことを勧めるのです。

 

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不登校をぬけ出しつつある娘の変化

 

学校へ行かなかったこの2年間で長女ワシャ子はどのように変化したでしょうか。

 

以前は、自分のネガティブな気持ちを言葉で伝えることが少なかったワシャ子ですが、このところ言葉で伝えてくれるようになりました。

 

親や学校の先生に対して、反抗的な言葉を口にすることはいけないことだと言い含めて育ててしまったので、必要以上にガマンさせてしまっていたのかなと反省しています。

 

学校のシステムや大人の理不尽な要求(親も含む)に対して納得することができず、心をすり減らし、結果として身動きがとれなくなってしまう。というワシャ子の特性に早く気がついてあげればよかったと思っています。

 

遅くなってゴメンよ、これから挽回するからね。

 

学校で先生に納得いかないことを言われても、なんとか受け流すことができるようになってきたことにはワシャ子の成長を感じます。

 

まとめ 不登校に向き合って親子の関係は変化した

 

ワシャ子に確認をしてはいませんので、あくまで私が感じることです。以前は子どもだからと高を括って口うるさくポンポンと発言していた私でしたが、不登校を経験したことにより、ワシャ子の心の動きと行動がどのように結びついているのか、を考えるようになりました。

 

結果、私も少し子育てスキルがアップしたように感じます。すご〜くちょっとですけどね…(汗)

 

子育てとは、悩み、試しては失敗することの繰り返しなのですね。きっと娘が不登校にならなければ気がつかなかっただろうと思います。

 

ワシャ子の受験がひと段落したら、不登校を引継ぎそうなジジ子の環境づくりに取りかかりたいと思います。

 

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

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1冊80円のDMMコミックレンタル!

不登校の子どもと保護者に「思いやり」を

ここ何年か「年末の大掃除で疲れない」を心がけて自分に言い訳しているsabi-seijiです。

 

さて、今回は長女ワシャ子の同級生のお話です。小さな頃から男の子と遊んで育ったワシャ子ですが、数ヶ月前から幼なじみのうちの1人であるS君がワシャ子同様、起立性調節障害(OD)と診断され、学校へ通うことができなくなりました。

 

 

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ワシャ子が動けなくなった時、そのお母さん(Aさん)は大変心配してくれ、気にかけてくれていました。

 

私もS君のことが気になりますので、Aさんと出会った時に様子を聞いてみることがあります。

 

Aさんは先日、それまで通院していた遠方の病院に、転院したいと申し出たそうです。ODを持つ子の多くは車酔いが激しく、長時間体を起こしていなくてはいけない、車での長距離移動はツラいのです。

 

紹介先の小児科で大変ショックを受け、落ち込んだとのことを打ち明けてくれました。開口一番、ドクターにこう言われたそうです。

 

起立性調節障害(OD)は気の持ちようだ。学校へ通えないなら、中学校卒業して働きなさい。」

 

なに???

そりゃビックリだ!!!

少しづつ知名度も上がりメディアでも取り上げられ、子どもの心身への理解を深めようとしている人ならば知っていることの多いODを???

 

 

毎日、毎日、学校へ行けない自分を責め、苦しんでいる子供を前にして?

 

気のせい…

 

せめてドクターの口から出た言葉が

 

「体がしんどい中、よく通院してきたね。」

 

と配慮が感じられる言葉だったなら、動かない体を無理やり起こして海を渡り(病院は島外)時間をかけて通院した苦労も報われ、親子とも気持ちが楽になっただろうに…

 

と残念に思いました。

 

「小児科医と言っても、残念ながらODに対して知識や理解がある医師ばかりではないのが現状です。」

 

ワシャ子を診断してくれた小児科医の先生が教えてくれました。

 

そして、おおむね若い世代の小児科医の間では理解があるが、年配で固定概念が強い人ほど難しいとも。

 

はい。何を隠そう、わたしとワシャ子も発達支援センターの相談員である元小児科の先生に「ODは病気ではない。障害なので気の持ちよう」と言われ、同じように落ち込んだ経験があるのです。

 

案の定、S君は

 

「病院なんかもう二度と行くもんか。」

 

となったのだそう。

 

この心ない一言のおかげで、S君の病院やカウンセラーに対してのハードルが一気に上がってしまったことは、残念なことに加えて心配でなりません。そもそも思春期の男の子は、話すことを嫌います。大人と交流することを諦めないでくれたらいいな、と思います。

 

 不登校の子どもたちは、そうした言葉のニュアンスに対してとても敏感です。そうした子どもや親と関わる病院の先生やカウンセラー、学校の先生といった大人たちが心にとめておくべきことは、相手への「思いやり」のある言葉でしょう。

 

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「配慮」というと特別で堅苦しいイメージですが、「思いやり」はもっと気軽で、不登校の子どもだけでなく、いつ、どの子に対してもあっていいものだと思います。

 

今は顔色も悪く、笑う元気がないS君ですが、焦らず、楽しみを見つけて穏やかなお正月が迎えられることを願っています。

 

 

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不登校の子供と家族への対応【簡単に「大丈夫!」って言わないで】

ワシャ子が不登校まっただ中の時、ある人に言われた一言が今でも頭に残っています。

 

「娘さん不登校なの?最近じゃ不登校は珍しいことじゃないし、学校へ行かない選択もあるよね。近頃はサポート体勢も整っているし、大丈夫だよ。」

 

うん…

 

と返事をした私は、次の言葉が見つかりませんでした。

 

心に生まれたモヤモヤを、上手に言葉で伝えることができなかったからです。

 

彼女の言っていることは決して間違ってはいません。

 

どの機関の調査においても、近年の不登校児童生徒は増加傾向にあるし、インターネットを開いても、不登校の子供たちがいかに増えているかを知ることができます。

 

不登校児童生徒への支援は,「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく,児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて,社会的に自立することを目指す必要があること。参照:文部科学省 不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)

 

 と、教育機関に対して対応の方向性をきちんと通知したことにより、全国的には学校以外での学びの場を利用できる環境が整い始めたと感じることができます。フリースクールやホームエデュケーションといった言葉を聞く機会も増えてきました。

 

しかし、個人的には不登校支援の環境はまだまだ不十分だと感じています。都市部と地方ではかなりの差があり、先生からの登校圧力は、口には出しませんが、まだまだ感じることがあるからです。

 

田舎の島では環境も整っているとは言い難いし、意識の違いに差があるのが現実なのです。

 

大丈夫

 

ワシャ子がドン底だった頃、この「大丈夫」に随分と苦しめられました。

 

「大丈夫」は不登校の子供を抱える家族にとっては諸刃の剣。それは「うつ」の人が他人に大丈夫と言われる感覚に似ています。

 

「大丈夫」ならばとっくに元気になっているから!でも、それができないから困っているのだし、落ち込んでるの!突き放されたと感じ、わかってもらえないというわだかまり残るだけ…

 

不登校関連の情報をインターネットで検索すると何度も目にする言葉だけれど、そもたびに「私は、娘は大丈夫じゃない!」と思っていたことが思い出されます。

 

適応指導教室へは片道2時間。フリースクールやホームエデュケーションを考えた時、対応してくれるところを探すものひと苦労な上、なんといっても経済的な負担は個人持ちなのです。しかも本人に合うとも限らない。

 

これで大丈夫と言われても…と落ち込んでしまうだけでした。

 

確かに不登校でも行ける高校はあるし、通信高校という選択もある。でも、その先は?遅れた勉強や体調を取り戻すのは可能ですが、短期間で取り戻せるものではありません。

 

私たちの何を知ってて、笑顔で大丈夫と言うの?と不信感しかありませんでした。

 

不登校って、相手の好意を素直に受け取るだけの心の余裕がなくなってしまうくらい、私にとって衝撃的なできごとだったのです。

 

 

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