つねにふりだし【 起立性調節障害と不登校 】

起立性調節障害から不登校になった娘との日常

文章が好きじゃなくても主婦ライターになれる?

 

かくして「さーて仕事をするぞー!」と意気込んで、けれども腰が引けながらやっとの思いで応募ボタンを押し、返信を待ってみることにしました。

 

ところが、帰ってきた返事は「今回はご期待に沿えませんでした」という不採用通知です。それもそのはず、私にはライターとしての実績など全くなく「参考に過去の執筆記事を提出してください」という応募条件があることから、まずは実績を作らないと応募をしてもすぐには採用されないのだな、と学びました。

 

人生、何歳になっても学ぶことはあるものですね。ありがたや、ありがたや。

 

やっと採用してもらったのが、タイトルも構成も不要、1文字0.4円のトライアルつき【育児関係の記事が多い情報まとめ】の案件でした。「拾ってくださってありがとうございます!どこまでもついていきます!」と勝手に親しみを持ちながらお仕事がスタートしました。

 

まずはライティングマニュアルと無料チャットツールへの登録が伝えられました。ここでもあまり考えていなかった私は、前の記事でも書いたように、いつも使っていた個人情報の詰まったメールアドレスで登録しました。

 

なんとか仕事の下準備を整え、数あるタイトルの中から、自分の好きな記事を選んで記事を書くことになったのですが、どのタイトルを見ても書き終えられる気がしない…なぜかというと、唯一書けそうなタイトルの指定文字数が5000文字だったからです。

 

プロライターの方にしてみれば5000文字などスラスラと短時間で書けるのでしょうが、にわかライターにとっては読書感想文を思い出してみても簡単には思えません。

 

おずおずと「文字数を減らしていただくことはできませんでしょうか?」などと弱気な相談をしてしまいました。すると、「ワンランク下の3000文字のものもありますから、まずはその中から選んでみてください」と優しいお言葉が返ってきました。

 

「そりゃそうだよね…でもその中には書けそうなものがないんだよね…」と、とんでもなく甘いことを思いながらも5000文字のタイトルを選びました。

 

そのサイトはわりとSEO対策に力を入れているところで、文章の中に入れるキーワードの個数が決まっていました。他にも無料画像サイトからダウンロードした画像を貼り付けたり、YouTubeの画像を貼り付けたり、といったことも含まれていました。

 

もちろん画像の選択は、記事の内容にあった画像を選択しなければならなかったのですが、本業が写真関係な職業柄、画像にこだわってしまい「もう少し探せばもっとふさわしい画像が見つかるのでは?」と思い始めたら時間度外視で探してしまいました

 

1週間近く悩みながらなんとか条件をクリアし、OKをいただきました。よくもまあ、技術もないのに丸腰で飛び込んでしまったものだと自分でも思います。自分の書いた文章を買ってもらう」という自覚も覚悟も足りないですけど、主婦ライターにはなんとかなれるみたいです。 

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