母親業はハイレベル
Aさんは数日間咳をしているものの、母からの再三にわたる「明日しんどいから早く寝なよ」の声かけをスル〜して楽しそうに妹と遊び、23時に就寝しました。いつものように、顔に朝日を浴びながら昼前まで眠り、いつものように重たい空気をまといながら起きてきて、朝昼兼用の焼肉丼をガッツリと食べました。
さて問題です。
Aさんの今朝の体調不調は何が原因でしょう?
- 起立性調節障害
- うつ症状
- 風邪
- 喘息の前兆
…2番?
ということで「爽やかな朝ですよ〜。」と軽やかに声をかけながらカーテンと窓を開け、「体のためには、しんどいけど起き上がろうね〜」布団を一枚めくっておきました。で、昼前までそのまま…
ふと熱を測りだす娘。
「37.8度ある」
答え:3番の風邪
熱か!
まちがえた!
毎朝くり返し出される「起立性調節障害で喘息持ち、うつ気味不登校児の体の不調を推測する問題」は超難解です。そりゃあもう、有名進学校の受験並みのひっかけ問題ですよ。
「自律神経を整えるには、体を起こして日光に当たり、できる範囲で血流を良くしましょう」
「うつ症状が軽い時にはできるだけ規則正しい生活を心がけましょう」
に忠実に対応したのだが…orz
調子悪いのがデフォルトだと、たまたまやってくる風邪症状の不調が見分けられません。自分のことならいざ知らず、他人の体となると尚更難しい。これって私が無能なだけ説もあるのですが、見分けられる人はすごいと思います。
数日前からの咳を風邪の咳と見るか、喘息の咳と見るかは年に数回になったとはいえ、いまだに見分けられません。心がしんんどいのか、体がしんどいのか、これもまた見分けられません。せめて自己申告できるようになれば良いのですが、本人にもわからないっぽいのが悩ましいところです。
今回の敗因は「私の風邪がうつったのでは?」という超初歩的な想定をしていなかったことでした。
対応だけ見ると「風邪をひいて熱がある娘の布団をはがす」という鬼のような所業。娘に聞いても、完全に目が覚めるまではこちらの声は聞こえていません。
いや〜母親への道はまだまだ遠い…(この他人事のような態度がいかんのでしょうね)