つねにふりだし【 起立性調節障害と不登校 】

起立性調節障害から不登校になった娘との日常

知恵熱を出しながら考えたこと

こんにちはsabi-seijiです。

体調の乱れは心の乱れ。

 

不覚にもカゼをひいてしまい、数日間寝込んでしまいました。体調がすぐれないと、普段はできることもできなっくなってしまい、ポンコツ度が増し増しです。心の均衡を保つことが難しくなると、ついつい言う必要のないキツめの言葉を放ってしまいます。

 

 そんな時には

 

「母はカゼひいてしんどいから早めに寝ま〜す。明日の朝、困らない程度に準備して早く寝てね〜。あと、よろしく!」

 

と言って寝てしまうに限ります。

 

娘たちも大きくなって、ひと通りのことはできるようになりましたから、「やったー」とばかりに夜更かしをしております。朝、起きれなくても自業自得だからな!(怒)

 

起こさないと昼まで起きてこない長女を起こす気力もなく、数日間、寝るに任せておきました。何も言われないと、どうやら不安になったようで「怒ってる?」と聞いてくるのですが、「ガゼでしんどいだけだよ。」と言うと納得して離れていきます。

 

長女が不登校になるまでは、私はとにかく仕事を優先していました。

 

ということで、子供だけで夕食を食べることは特別なこととではありません。夜、ご飯が8時を超えてしまうことはザラですし、家族での外出は数年に一度、新聞配達業もしているため、必ず日帰りです。

 

夫は家族よりも友達との呑み優先で、子供が生まれたからといってペースは変わりません。

 

おかげで、わが家の子供たちは「父親のヒザに座る」という習慣はつきませんでしたが、家に帰ってきて父親が知らないおじさんと飲み会を開いていても、「あいさつをしに行くついでに、おつまみをかすめ取る」という技は身につきました。

 

そんな、限りなくネグレクトに近い状態でしたが、実家の家族が甲斐甲斐しくお世話をしてくれていたので、何とかやってこれました。しかし同時に、自分たちの生活を見直すこともせず、今まで来てしまいました。

 

そして長女が不登校になったのをきっかけに、やっと仕事の時間を調整し、お互いの関係を見つめ直すことを試みましたが、長女が望む親との距離感がわからない!

 

親は急に親になるわけではないのです!あたりまえだけど…

 

今まで自分を放っておいた親が、急にいろいろとアドバイスしてくるのは、めんどくさいだけなのかもしれないな…とも思いますし、じつはさみしかったのかな?とも思います。いずれにせよ、そうせざるを得なかった親側の事情は、子供にどのように捉えられていたのかわかりません。

 

ある意味、子供の世話を祖母に任せてきてしまったがゆえに、大人になりきれなかったのは親の方だと思いました。これで少しでも親として成長できるかな…と知恵熱を出しながら母は考えております。

プライバシーポリシー