つねにふりだし【 起立性調節障害と不登校 】

起立性調節障害から不登校になった娘との日常

主婦が語る「フィルムカメラの絶滅危惧種」説

このブログを訪れてくださった皆さま、興味を持ってくださり、ありがとうございます。

 

はじめに、「なぜ、ほぼ素人の主婦である私が写真について語るのか」についてご説明しましょう。私自身には写真が好きとか、カメラが好きといった趣味は、残念ながらありません。たまたま三代続く写真館に嫁いだことから、私とカメラとの付き合いは始まったのです。

 

そして「突然カメラを渡され、スナップ撮影のサブカメラマンとして、うっかりカメラデビューしてしまった主婦から見た写真の片鱗」を、今日もお伝えしたいと思います。様々なご意見があるかとは思いますが、おつきあいくだされば幸いです。

 

 趣味の上位にランキングしているカメラ

 

「これから始めたいおすすめの趣味〇〇選!」などのようなキュレーションサイトに、ウォーキングや映画鑑賞とともによく取り上げられるのが、カメラでの写真撮影です。ここで書かれているカメラとは、デジタルカメラであることが多く、カメラの種類を取り上げたまとめにも、もはやフィルムカメラの文字を確認することができません。

 

 フィルムを知らない子供たち

 

平成ふた桁生まれの娘の同級生たちは、普通にフィルムカメラの存在を知りません。夏休みの宿題で「レンズ付フィルムカメラ」を使って写真を撮り、プリントしているにもかかわらず、現像したフィルムを見せても、カメラや写真とは結びつかないようです。完全なデジタル世代ですね。

 

実際、フィルム現像を受けつける店舗も少なくなり、受け付けても外注になるため、時間がかかってしまうことが多くあります。写真を撮るのはデジタルカメラスマホでこと足りる上、データで保存していてプリントしないことも珍しくありません。

 

フィルムとデジタルの違いは利便性とプリントの仕上がり

 

では具体的にどう違うのでしょうか。細かな違いはたくさんありますが、大きく違う点を見ていきましょう。

 

  • 撮影した画像をどのように記録するか

 

デジタルカメラは、SDカードだったりコンパクトフラッシュだったりといった、メディアに記録します。容量は年々大きくなり、静止画のみで1000枚〜2000枚くらい入るものが主流です。

 

対してフィルムカメラは、その名の通りフィルムに像を記録し、1本のフィルムで撮影できる枚数は24か27枚、もしくは36枚か39枚です。この枚数、多いと思いますか?少ないと思いますか?ゆえに、フィルムで撮影する際には出来るだけ無駄撃ちを抑え、厳選してシャッターを切ることになります。

 

  • 液晶画面で撮影した画像がすぐ見れる 

 

デジタルカメラは電池で動くのに対してフィルムカメラは手動(一部電池式もある)です。見た目に一番違うのは、液晶画面がついているかどうか、といったところですね。フィルムは1本撮影し終わるごとに手で巻き上げ、専用の機械で現像する必要がありますので、すぐに写真を確認することはできません。

 

対して、デジタルカメラはプレビューボタンを押せば、簡単に背面についている液晶画面で確認することが可能です。

 

  • プリントした時の印象の違い

 

デジタルカメラで撮影した画像は、どちらかというとシャープな印象です。これは、デジタル画像の最小単位が四角だからでしょう。パソコンに取り込んだ画像を拡大していくと確認することができますね。

 

対してフィルムカメラで撮影した画像は、優しい印象を受けます。これは画像の最小単が角ばっていない、点のようなものだからです。そのため、フィルムの画像には独特な滲み感が出るので、実際に目で見れば違いが確認できます。

 

フィルムカメラはおしゃれアイテムになったの⁈

 

先に述べたキュレーションサイトで趣味のカメラについて語っている記事をよ〜く見てみてください。

 

記事自体はデジタルカメラについて書かれていても、使われているカメラの画像には意外とフィルムカメラが多く使われています。興味深いことに、今やフィルムカメラは、道具の域を超えて「おしゃれアイテム」になっているのでは?と感じることがしばしばあります。

 

インスタなどでは、デジタルで撮った画像をフィルムやポラロイドで撮ったように見せる加工が流行っていますし、スタイル抜群のイケメンが持っているカメラも、Leica(ライカ)やNikonニコン)のフィルムカメラであることが結構あります。

  

 まとめ フィルムカメラ絶滅危惧種だか滅びることはない

 

 なぜかって?それはフィルムカメラにはコアなファンがいるからです。

 

実際、Leicaなどの電池を使わない、アナログタイプの現役フィルムカメラは高額で取引されていますし、フィルム特有の「空気感までとらえて記録する表現力」は残念ながらデジタルカメラにはありません。

 

ちなみに、主人は仕事ではデジタルカメラを使いますが、プライベートではゴツゴツのモノクロフィルムカメラユーザーで、休日にはジャカジャカと楽しそうに手現像をしております。

 

https://www.instagram.com/p/BkMdOU4HisL/

Instagram post by Fu 19, 2018 at 5:32am UTC

 

ひょっとして、おじいちゃんが大切にしていたカメラの中には、お宝が眠っているかもしれませんね。

 

 

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