「おはよう」じゃなくて「おそよう」
こんにちはsabi-seijiです。
学校へ行っていない長女の朝は、当然おそい
「お?今日は早く起きれたね!」
で8時台でしょうか。ちょっとすると、お昼近くまで寝ていることも珍しくはありません。
私と夫は5時半、登校している次女は6時半起きです。朝ごはんの時間はみんなバラバラですが、いたしかたありません。
はじめはこれでずいぶんとイライラしました。なぜって?
「家族は揃って朝ごはん!」
が私の常識だったからです。
おかげで、長女を起こそうと躍起になって、ちょっとばかり手荒な手段を試みたこともありました。(遠い目…)
しかし、娘は朝日をサンサンと浴びながら、おかまいなしで寝ています。
そのうち
「イライラすると私も体力を奪われるし、家族揃って朝ごはんを食べないと死んじゃうわけでもないよね。」
と自分に言い聞かせ、今は平和な朝を過ごしています。
目覚めるまでの時間は人それぞれ
世の中、目が覚めてから動き出すまでの時間(以下アイドリング)が、長く必要な人とそうでない人がいます。
私と次女は、アイドリング短めで寝起きも悪くありません。起きぬけに話しかけても、わりと普通に会話が成立します。
ところが夫と長女は、アイドリングが長く必要なので、寝起きに話しかけると反応がないのです。まずは寝床の中でボーっとして、起き上がってボーっとして、ご飯を食べてボーっとする。
エンジンが暖まるまでに、かなーり長めのアイドリングが必要なようです。
夫なぞは寝起きのアイドリングの途中に話しかけると、どうやら混乱してしまうようで、途端に機嫌が悪くなる。なので「おはよう」と声をかけても返事はありません。彼のまわりには、朝から話しかけるなオーラが漂っております。
子供が小さい時には「教育のためにもおはようって言ってね」と協力してもらっていましたが、習慣化することはなく、そのうちなくなりました。こちらは一方通行でもつい「おはよう」って言ってしまうのですが…
おっとグチが出て脱線してしまいましたが、長女を起こしに行く時、こちらは朝早くから活動しているので、エンジンはかかっている状態です。しかし、娘は今起きたばかりなので半分は夢の中。
これをたびたび忘れて、自分のテンポで話しかけてしまうのです。
毎日のことなのに忘れるとはポンコツかよ。
と自分で突っ込みたくなりますが、よく忘れるのです。
こちらは出勤前でバタバタしている時間ですので、娘の今日の予定を聞き出すために、寝起きの娘にうっかりハイペースで話しかけ、ちょっとでも早く起きてもらおうと頑張ってしまうのです。
時間がない!余裕がない!起きない!
いつものサイクルですorz
その頑張り、必要ありませんから。
まとめ 対策として出勤時間を遅らせた
時間の余裕がなくなると、心にも余裕がなくなります。
ということで、対策として出勤時間を遅らせました。自営業なので、夫からの圧力さえ気にしなければ、なんとかなります。ありがたや。
それからはずいぶんと余裕をもって起こせるようになりました。
不登校児は、こちらの心の動きを、恐ろしく精度の高いアンテナで感知します。そして不穏な空気を察知すると、途端にフリーズします。
その高性能アンテナ、何か他のことに活用できると、素晴らしい成果をあげるのでは?と母はひそかに利用方法を考え中です。