つねにふりだし【 起立性調節障害と不登校 】

起立性調節障害から不登校になった娘との日常

担任教師の異動

ご無沙汰しております。sabi-seijiです。

 

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学校も春休みに入り、子供達は毎日遊び倒しておりますが、元気で何よりなことです。さて、各学校の教職員の異動が発表され、PTAの役員さんはバタバタと気ぜわしい季節となりました。

 

不登校続きの長女は、中学2年生の最終コーナーを「さみだれ登校」という形で周り、見事ゴールテープを切ることができました。いただいた通信簿を見てみると、年間の授業日数のうち、三分の一くらいは出席できていました。

 

小さなところを拾い上げ、10倍くらい褒め称えてくれる、ポジティブな担任の先生からのコメントを読んで感動したのもつかの間、昨日、この先生の異動が決まったことを新聞で知りました。

 

「ああ…今年もだったか。残念。」

 

担任の先生の持ち上がり問題

じつは、長女は小・中学校通して毎年、担任の先生が変わっているのです。

 

私が小学校時代は2年間は持ち上がり、という先生が多かったのですが、近年の傾向なのか、学校の方針なのか、持ち上がりの先生は少なくなっています。

 

毎年、担任の先生が変わることで、たくさんの先生の考えに触れることができるという利点はあるのですが、反面、早くから信頼関係が築きにくく、クラスがまとまってきて、これから!というタイミングで終了。という残念なことも起こってきます。

 

長女の場合は、ほぼ後者のタイプ。歴代の担任の先生との相性は決して悪くなく、むしろ自由な意見を受け入れてくれるタイプの先生が多かったため、安心して相談することができました。

 

しかし、不登校という不安定要素の多い子供達にとって、前情報を担任の先生に毎年新規更新しなければならない状態は、本人にとっても親にとっても厳しいものです。過去の経歴を全てお伝えしなければ、今の状態を正確に伝えることができません。

 

細かなニュアンスの違いや、心の変化を読み取るには、ある程度時間がかかるからです。そして、先生の不登校に対する考え方も様々ですので、やはり「不登校は甘え」という考えの先生には、説明しても伝わらない部分が大きいのです。

 

どっちのタイプの先生が担任になるのか、毎年ドキドキしなければならない状況は、ちょっと勘弁してほしいな。というのが本音ではあります。

まとめ 未来の選択

ともあれ、次は受験を控えた最終学年に上がる長女。どのように変化し、自分の行く道をどのように選択するのか、楽しみに見守って行きたいと思います。頼むぞ!新しい担任の先生!

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