つねにふりだし【 起立性調節障害と不登校 】

起立性調節障害から不登校になった娘との日常

脱・毒親宣言

以前「私は毒親なのだろう」という記事を書きましたが、私は長女が可愛く思えないヤバい母親なのです。そしてさらに、夫が嫌い…

 

sabi-seiji.hatenablog.com

 最近、うっすらと答えのようなものが見えている?感じがします。

 

それは、娘が「したい!」ことや「これやったら楽しいだろうな。」と思うことが、やることなすこと、私のそれとあまりにも違うから。

 

私は、とにかく人様のためになるようになさい、と厳しく育てられました。自分よりも人優先、人に迷惑がかかることに、ことさら敏感な性格に育ちました。

 

反して夫は、自分の感性だけで人生を切り開いてきたフォトグラファー(写真家気質寄り)。「ベストポジションに立たなければ自分の思う写真が撮れない!」という状況は数知れず、それゆえ一度ファインダーを覗けば、他の人のことなど見えなくなる人です。

 

結婚当初はふたりの価値観の差が新鮮で、新しい世界がひらけたように感じていました。ところが、時間がたってくるとお互いの価値観の違いが気になり始め、「え?そっち?」「このタイミングで?」といった感覚のズレを感じるようになりました。

 

  • 提出物は締め切りに間に合わない
  • 時間に遅れる
  • 物を忘れる、もしくは失くす
  • 力加減が苦手で、何度言ってもつかまれる腕が痛い 
  • 人のことは気にしないのに、人には強要する
  • 思い立ったら行動に移してしまう
  • 感情がジェットコースター

 

衝動的で自分勝手、予定を忘れて遊びに行く、マイブームが定期的に訪れては去っていくため、買っては残された道具が数知れず…といった夫に注意すると、うるさく聞こえるだけで響かないのです。

 

「また、やりたいことを否定された。自分のタイミングでしたかったのに。」

 

ただ、良い面も多くあり、人と何かをすることが好きなので、友達は多く、面倒見も良いのです。今までは、周りの人に支えられてうまく乗り越えられていたのでしょう。

 

また、好奇心の強さと行動力がフォトグラファーとしてプラスに働き、ある意味KYな性格が現場にはマッチしていた(独身時代は新聞社の契約カメラマンとして働いていた)のでしょう。

 

そして、この性格?は長女に受け継がれている模様です。

 

小さい頃からね、なんだかよく泣いてるお子様だったのですよ。

今考えれば、自分のタイミングで、自分の思うようにできないから泣いてたんですね〜(遠い目…)

 

そして私は「夫みたいに育ったら困る!」と、ゴリゴリと力技で矯正していたのですよ。やることなすこと注意しまくっていました。

 

おかげで長女は二次障害。

 

「あなたのためよ!」

 

これ、毒親の常套句だそうですが、まさに耳タコもんで言っていました。もちろんこのやり方では、見直して欲しい行動は修正されません。

 

夫や娘にとって私は「やりたいことにブレーキをかける人」になってしまっていたんですね。

 

私はというと、決して褒められた人間じゃないですよ。自覚はしております。大きな音や騒がしいのが苦手で、人を褒めるのは下手です。

 

上手く伝わらないのは、相性が良くないだけだと思いたい。

 

それでも、

 

「お前が悪い!」

 

で終わらせたくはないのです。

 

そのまま放置していてもお互いの距離は縮まりません。伝え方を改善して、大切な部分はきちんと理解してほしいと願っています。

 

具体的には、そうね…

 

1に観察

2に嫌味のない言葉

3に褒めながらのアドバイス

 

ができるように心がけたいと思います。

 

あ、これ、来年の目標にしよっと。(軽!!!)

 

このブログを読んでくださっているみなさま、下手な文章にお付き合いくださりありがとうございます。

 

どうぞ良いお年をお迎えください。

 

 

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