不登校と病院選び
伝えたいことが上手に伝えられないことに悩むsabi-seijiです。
発達支援センターの巡回相談
先日、自治体の発達支援センターによる巡回相談に行ってきました。
この巡回相談は、自治体が発達支援の一環として行っているものです。住まいが離島のため、年に4回、先生が島に来てくれるのです。長女が小学5年生の頃からこの相談を利用していました。
「どんなことするの?子育てのグチ言ってもいいのかな?
娘たちの爪噛みと忘れ物がひどくて心配だから、いい機会だし利用してみよう。」
という好奇心からだったのですが、その後長女は学校へ通うことができなくなったため、引き続いて相談をしています。
県の発達支援センターから派遣される元小児科医の相談員と職員、自治体の発達指導センター担当職員の3人による聞きとり相談です。
前回の相談から数ヶ月間にわたる状況を伝えるだけで時間を使い切ってしまうことが多いのですが、この度はリストカットの件について相談してみました。
すると相談員の先生が、
「お子さんの状況をお聞きする限りでは、今の小児科医とカウンセラーによる対応だけでは難しいように思います。
児童精神科のある病院にかかってみてはどうでしょうか。
大人になってからのことも視野に入れて考える必要があるように思います。」
と、懇意にしている児童精神科の先生を紹介してくれました。
「大人になってからのこと」
という言葉にドキッとしました。
娘の精神状態の不安定さは、思春期に限ったことではないということ?
娘の不安定な心の状態から考えると、うつ病や不安障害に移行する可能性はたしかにあると思いますし、もう患っているのかもしれません。
「少し考えてみます。」とだけ伝えて、動揺を感じながら帰宅しました。
児童精神科とはなんぞや?
児童精神科とは、15歳以下の子どもを対象に、思春期に起こりやすい問題や精神疾患に対処したり、発達障害の診断や相談も受け付けてくれるところです。
ただ、専門にしている医師の人数が少なく、公に掲げている病院は少ないとのことでした。
娘が現在かかっているのは総合病院の小児科とカウンセリングです。精神科や児童精神科はありませんが、インターネットには同様の対応ができる病院として紹介されています。
今後の選択肢としては
・今の状態を維持
・今通院している病院と紹介してもらった両方に通院
・紹介状を書いてもらい転院
子育て中は決めることがいっぱい