つねにふりだし【 起立性調節障害と不登校 】

起立性調節障害から不登校になった娘との日常

学校へ行けない子供と学校行事 母が落ちたダークサイド

文化祭の季節、不登校の子供を抱える保護者さんにとっては何かとツライ時期だな、と過去を振り返って思うsabi-seijiです。

 

なぜなら、2年前のわが子は体調も心も絶不調。

 

文化祭には参加できそうもありませんでした。先生は、

 

「当日、体調が良ければ見に来てね。」

 

と誘ってくれましたが、

 

 

自分は練習に参加できない…

 

みんなは学校へ行って楽しく過ごしているのに、自分はできない…

 

なぜ自分の足は学校を前にすると止まってしまうのだろう、これから自分はどうなるのだろう…

 

と落ち込んでいる長女(ワシャ子)は、クラスメイトの活躍を見に行くことはできませんでした。

 

私は係の仕事があったため学校へ行きましたが、なんとも複雑な心境で、その場に居場所が見つけられないまま過ごしていました。

 

 

 

本当だったら、一緒に文化祭の舞台に立って発表していたのだろうな…

でもわが子はこの場にいない。

 

学校へ来れるようになっているかもしれないと思い

係を受けてみたものの

 

やっぱりダメだった。

 

一生懸命な子供の姿を嬉しそうにみている保護者さん

 

なんて羨ましいのだろう。

 

なんて輝いているのだろう。

 

なんのために私はここにいるのだろう。

 

居場所がない…

 

 

 

受けなきゃいいのに、無理して受けた係の仕事に追い詰められ、私は落ち込んでいました。

 

期待という名のプレッシャーをワシャ子に与え続け、子供のためと言いながら、かいがいしくサポートする姿は、結果的にワシャ子を追い詰めていただけだったのです。

 

期待する→思い通りにいかなくて腹を立てる→効果がなくてがっかりする→そして懲りずにまた期待する…

 

という悪循環を、この後数ヶ月間にわたって繰り返していたのです。

 

 

なんじゃこりゃ!!!不毛すぎる!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

次女も不登校に?原因がいっぱいありすぎて絞れない件

 次女、ジジ子の欠席が慢性化しつつある我が家からsabi-seijiがお届けします。次女のジジ子はここ10日間学校へむかえていません。そこで、学校へ向かえない理由を考えてみました。

 

ただし、本人にもはっきりとは理由はわからないのであくまでも状況から考えた推測で、ボンヤリとした感じです。

 

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VnukkoによるPixabayからの画像

 

不登校と自律神経の不調

 

自律神経に不調が出てきたからことが原因では?

  

ジジ子は主に朝起き上がれない、元気がないという症状です。

 

自律神経の不調は年齢に関係なく起こります。というのも、更年期の入り口にいる母(私)もそうだから。そして、生理前に調子が悪くなるというのも自律神経が関わっているのではないかと思います。

 

結果、学校へ行けずに欠席。まあ、ありえます。

 

不登校睡眠障害

 

睡眠障害が原因では?

 

ジジ子の症状は主に「過眠」です。

 

寝ても寝てもまた寝ている。朝はとりあえず8時頃には起きて朝食をモサモサと食べ、そのまま布団に倒れて昼寝。夜は夜でまた寝る。これを3日ほど繰り返すと1日は朝から活動できる。というサイクルでこの1ヶ月は続いています。

 

寝る子は育つと言いますが、ちょっと寝過ぎですね。

 

結果、欠席。

 

不登校起立性調節障害

 

起立性調節障害(OD)になったから学校へ向かえなくなった?

 

これも診断を受けたわけではないのではっきりとは言えません。ただ、日によっては起き上がると気持ちが悪い、フラフラするといった症状があるため、疑わしい節はあります。

 

学校以外へ出かける日は元気になりますし、朝も起きれますが、それ以外の日は起きるのがツラそうです。

 

で、欠席…

 

まとめ 結局心あたりが多すぎて絞りきれない

 

学校での悩みは色々とあるようで、感覚過敏もあるようです。

 

「太陽がまぶしい」

 

「休み時間、同級生の話し声がうるさい」

 

と言っていました。

 

ただ、小学校ではこのように言っていたことはないので、思春期のホルモンバランスの崩れによる体調不良と反抗期のイライラのダブル?トリプル?パンチでさまざまな症状が悪化しているためではないかと思います。

 

特に、朝起きれないことに理解の無い夫に対する反抗はかなりのもので、エネルギーがもったいないくらいに反抗しています。

 

姉妹で性格が違うためか、抱えている不調が大きいためかは不明ですが、同じ不登校でもジジ子の場合は休むことに前向きで、罪悪感は少なめです。ただ、長期化した場合、気持ちがどのように変化するのかは未知数です。

 

先に述べた要因は、どれもお互いに影響しあっているように思えます。

 

心と体はお互いに影響しあっています。今、私にできることは、よく話を聞いて、ゆっくりできる環境を整えてあげるくらいかなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続ける勇気 やめる勇気

年齢は大人、精神は子供、その名もsabi-seijiです。

 

不登校になると失われるもの

・体力

・話す相手

・生活の変化

・学び

いろいろとありますが、そのどれもがかなり少なくなってしまいます。

 

不登校の子供は、ただでさえ気力・体力が少なくなっています。すべてを頑張ることに疲れてしまい、学校へ向かう元気が出ないのです。ですので、どれかを選ぶ、もしくは縮小するなどの工夫をしながら、省エネ生活に切り換えることになります。

 

娘の体力の維持と学校以外の同学年とのふれあいの場を求めて半年…たどり着いたのがABCクッキングと剣道教室への入団でした。

 

 

sabi-seiji.hatenablog.com

 

 

どちらも地元から少し離れたところにあったので、先生や同級生と出会うこともありません。

 

それから約1年が経過し、現在は…

 

どちらにも通っていません!

 

剣道に行く時間になると体が動かなくなり、気分が悪くなる…

 

ということが続いたので、長期の休みをお願いし、3数ヶ月が経ちました。

 

先生の計らいで、休団扱いにしてもらい、その間の会費はストップしてもらっているのですが、保護者は鍵当番があります。本人は練習を休んでいる間も鍵当番だけは引き受けていました。

 

中学3年生は、12月には卒団。

 

いつまでも宙ぶらりんでは私もしんどい。あと1ヶ月、休団のまま卒団を迎えるか、今、退団の決意を固めるか、本人に確認をしてみました。

 

娘の選択と自分のエゴ

 

・小さい頃から剣道をしている同級生の子と自分のレベルが違いすぎる

 

・体力的についていけない

 

との理由から、娘の出した結論は退団。

 

自分で決めることができた娘をほめてあげるべき!でも…

 

入団するまでにした交渉やかかった手間は?

 

新たに購入した防具やネームにかかったお金は?

 

毎回送り迎えするために時間をやりくりした私の苦労は?

 

 

私の努力をないがしろにされた思いがして、素直に笑顔で受け止められません。

 

私の心は狭く自己中です。

 

今の私を形作っているものは他人の評価

 

私は習いごとを途中で辞めたことはありません。小学校からはじめた習字もお琴も、高校を卒業し、通うことができなくなるまで続けました。

 

なぜ?と言われれば、正直なところ、やめる理由も勇気もなかったから、波風立てるくらいならとガマンしていただけです。

 

先生や他の保護者さんに迷惑かける…

 

せっかく一生懸命教えてくれているのに…

 

やっぱり娘は他の子と同じように続けられなかった…

 

常に自分と他の人、わが子と他の子供を比べてしまうのです。

 

私は、常に他人の評価が気になるのです。

 

実際のところは?

 

娘と一緒に剣道の先生のところへ退団のご報告をするため、練習場へ向かいました。

 

「何て言ったらいいんだろう?怒られるかな。怖い…」

 

と娘は悩んでいました。

 

練習での先生は、とても厳しい方です。話し方はつっけんどんで、笑っているところをあまり見たことがありません。

 

向かう途中、車の中でも、出てくる言葉はネガティブな言葉ばかりです。きっと剣道を途中で辞めることを先生に咎められると思ったのでしょう。

 

「先生はきっとそんなことで怒ったりしないよ。(たぶん)」

 

となだめ、なるべくは自分の言葉で伝えるよう、困ったらサポートするから。と背中を押しました。

 

娘は言葉に詰まりながらも、きちんと自分で先生に伝えることができました。

 

先生は、

 

「わかった。悩んで自分で決めたんだな。きちんと自分で伝えに来てくれたことが、先生はとても嬉しい。高校受験頑張れよ。」

 

と今までに見たことがない笑顔で、優しく言ってくれました。

 

 

まとめ 心配や不安は取り越し苦労

 

続ける勇気は素晴らしいものですが、場合によっては、やめることの方が良い場合もあります。でも何だか後ろめたくて、言い出すには勇気が必要です。

 

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なぜなら、途中でやめる人が少数となると、人と違う行動をすることになるからです。

 

しかし、常に人と同じ行動はできません。なぜなら、自分と人とは状況も環境も違うから。

 

やめることで新しいことにチャレンジできることもある。

 

相手の反応を勝手に想像し、心配するのは取り越し苦労というものです。まずは勇気を持って伝えることが大切なのだと、剣道の先生は最後に教えてくれたように思います。

 

先生、短い間でしたが、ありがとうございました。

 

ホントは先生…

 

優しい先生だったんですね^^

窓の外から垣間見る彼女の世界

久しぶりの更新となりましたが、生来の筆無精が発動しそうなsabi-seijiです。

 

ごく最近、主人のいとこが亡くなりました。

 

彼女は享年42才。

 

早すぎる訃報に驚きは隠せませんでしたが、心の隅ではどこか想定していたところもありました。というのも、彼女は長年「摂食障害」を患っていたからです。

 

摂食障害(拒食症・過食症)とは、

 「自分の居場所」があるという実感が持てず、孤独感や疎外感に苛まれ、耐えがたい寂しさや生きていくことへの恐怖、自己肯定感や自尊心の欠如などの内面のストレスや葛藤をこころで表現し解決するかわりに、食べる・食べないことへのとらわれに転化しながら、心身の機能を障害していく疾患です。

引用:一般社団法人 日本女性心身医学会http://www.jspog.com/general/details_13.html

 とあります。しかし、これも私たち親類間の憶測でしかありません。

 

彼女の家は、私たち夫婦や義母(近所ですが住まいは別)、主人の弟夫婦と同じ地区にあります。彼女の両親(夫の叔父・叔母)は、娘が自宅にいることを公表していませんでしたし、彼女についての問いに、はっきりと答えることはありませんでしたが、チラッと「拒食症」という言葉を口にしたそうです。

 

都会で生活していた彼女が地元に帰ってきたのは、おそらく10年ほど前と想像されます。その間、親類の誰とも会うことはほとんどありませんでしたが、時折見かけるという情報が耳に入ってきていました。

 

私自身が彼女には、義父の葬儀や2年前に亡くなった彼女の父親(夫の叔父)のご葬儀やご法事で数回会った程度です。夫の父である義父(7年前に他界)は生前、彼女のことを心配し、弟(夫の叔父)に再三、病院やカウンセリングを勧めていたと聞きました。

 

私の彼女に対する印象は、出会った頃からかなり痩せていて体を心配するほどでした。

 

そして彼女の訃報は、じつに特殊な方法で私たちの耳に入ることになります。

 

私たちが通夜の時間を知ったのは、驚くことに開始2時間前でした。しかも、知らせてくれたのは、私が偶然に回覧板を持って行ったお隣さん。

 

ご葬儀に対しての「しきたり」は地域で異なるかとは思いますが、近しい親族には通夜や葬儀の案内が亡くなった方の家族から直接あることが常です。

 

特に主人の家は本家ですので、「しきたり」にこだわらなくなった現代とはいえ、珍しいことでした。主人は彼女と年齢が離れていたため、思い出といっても取り立ててないそうですが、少なくとも彼女を幼い頃から知っていた義母には、知らせがあるものだと思っていました。

 

事情が事情なだけに、叔母は家族でそっと送り出してあげたかったのでは…

 

と主人と話しながら義母と共に慌てて通夜の席に駆けつけたところ、なぜか彼女の友人たちが参列している?

 

??????

 

えーと…直葬ではなかったみたい…です。

 

叔母は私たちに彼女のことを隠したかったのか?

ひょっとして忘れてたとか?

田舎だから自然に伝わると思った?

いや、じつは参列しちゃまずかったのかな?

 

隣で泣いている彼女の友人との温度差を隠しきれず、なんだかお通夜に集中することができないまま時間が過ぎてしまいました。

 

通夜後の席で叔母は、

 

「数日前から起き上がれなくなり、病院へ行こうとした矢先に転倒した。ケガをしたものの、救急車を呼ぶのを本人が拒んだため、隣で一緒に寝ていたが、夜中に起きたら息をしていなかったので、救急車を呼んだが間に合わなかった。」

 

と説明しました。悲しみの渦中にいる叔母に対して、誰もそれ以上、詳しく聞くことはできませんでした。

 

叔母を責める言葉もあとから聞こえてきましたが、簡単には考えられません。心が安定しない人を家庭に抱えるしんどさは、おそらく経験しなければわからないでしょう。

 

人に知られたくないという思いも、強くあったのだろうと思います。

 

おそらく、きっかけは「摂食障害」だったのかもしれませんが、長期化していることを考えると、内臓機能にも精神にも大きく影響をしていたことが想像できます。

 

そして、わが子とはいえ相手は大人、こちらが望むように簡単には動いてくれない、となると、病院へ行くことさえも難しかったのかもしれません。本人が治療を望まない限り、無理矢理進めたところで親子関係が悪くなるだけです。

 

かといって、弱っていく人を目の前にして、何もできないのはあまりにも辛いことです。それがわが子ならば、なおのことでしょう。「動くなら今!」というタイミングは必ずあったはずです。

 

それが叔父や叔母に上手く伝わらなかったことは、残念だとは思いますが、責めることはできません。対応に正解、不正解はありませんし、外からではわからない問題が多いことも知っています。

 

形は特殊ですが、ひきこもり問題がこんなに身近にあったとは。

 

あきらめ・停滞・絶望・無力感・死

 

そんな思いに心と体を絡め取られ、前に進むことができなくなったであろう彼女が、最後にどんな思いで、何を望んで旅立ったのかは誰にもわかりません。

 

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「彼女は生前、ときどき2階の窓から外を眺めていた。」

 

と近所の人から聞きました。

 

窓の外からは彼女の気持ちはわかりませんが、今、彼女の心が平穏で安らかであることを心から願っています。

 

 

 

 

 

相手に気持ちを伝えるには、言葉も文化も違う国の人に伝えるのと同じくらいでちょうど良い

子供たちには宿題しろ〜と言いながら、横で仕事もせずにブログ書いているsabi-seijiです。

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次女のジジ子、憤る

 

中学生になり、卓球部に所属する次女、ジジ子が今日の部活から帰ってきた時のこと。

 

「今日の部活、1時間早く始まる日だった〜!」

 

大きな大会が近いことから、いつもの部活の時間より1時間早く始まると、昨日、顧問の先生から聞いていたとのこと。

 

「部活が始まる前に説明されたから、部活してる間に忘れちゃったよ。」

母「あれま。で?先生には怒られなかった?」

「怒られた…で、ずっと審判やらされた。」

 

どうやら、先生は練習に遅れたバツとして、練習ではなく審判の役割をジジ子に与えたとのことです。ところが、

 

「ずっと審判してたら、また先生に怒られたんだよ。おかしくない?」

母「それはまた、どういった理由で?」

 

「先生がさ、『お前、そこは次からは気をつけますから、練習に参加させてくださいって言うところだろ。』って言うんだよ。審判楽しくて、練習しなくていいからラッキーって喜んでしてたのに…」

 

なるほど。先生はジジ子が、

 

あッ…(察し)!!!!!

 

となることを望んでいたということですね。しかし、ジジ子はスポ根タイプではなく、部活は楽みたい派。ですので、先生の思いとは全く違った反応をしてしまったとのことでした。

 

これ、社会人になりたての人が上司に

 

「やる気がないなら辞めちまえ!!!」

 

って言われてアッサリ辞めちゃうパターンと同じじゃない?と、母はニヤニヤしながら聞いておりました。

 

現代っ子世にはばかる

 

さて、察しのできない現代っ子の中学生、ジジ子の言い分としては、

 

「そうして欲しいなら、はじめからそう言えばいいのに(怒)!」

 

うん…まあ、先生はこっぱずかしいうえに回りくどいため、そんなこと言えないでしょうね。でも、相手は現代っ子。結果的に、先生は言いたくないことを言わなきゃならないことになったわけです。

 

顧問の先生は20代後半の男性教師です。その年代の人でも、まだそんなやり取りをするんだな。と思いました。もしくは、わが家の子の子供たちの察し能力が低いのかもしれません。

 

まとめ 自分の本当の気持ちは 素直に正しい表現で伝えてはじめて 相手に伝わる

 

このことは、わたしが子育てにおいて学び、反省した点です。

 

意外と難しく、うっかりはしょってしまうため、日々心にとめております。自分の気持ちを相手に伝えることの苦手は「わがまま言っちゃ悪いかな。」「そこは察してくれてもいいじゃない。」と勝手に思ってしまい、自分の感情を相手に伝えずに飲み込んでしまうのです。

 

でも、この方法では子供たちには伝わらなかった。

 

心配のあまり怒ってしまう

その場しのぎの脅し文句を使う

 

といったことでは、子供を混乱させてしまうだけで、肝心の「本当に伝えたいこと」は伝わっていなかったのです。

 

子供たちが大きくなった今、自分の気持ちを言語化できるようになったことで、過去にあった事柄をどのように受けとっていたのか、チラホラと伝えてくれるようになりました。

 

こちらの思いと全く違って捉えていたことや、言い間違い、受け取り違いをしていることが案外と多いことに驚きます。それ以来、子供たちを言葉や文化の違う国の人だと思って、なるべくわかりやすい言葉で簡潔に伝えるよう、心がけています。

 

ジジ子、そう怒るな。おもしろいブログネタをありがとよ!

 

 

 

発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリー)

発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリー)

 

 

 

 

台風の日の新聞配達に欠かせないアイテムはこれだ!

先日の台風の配達で、カッパに穴が空いていることが判明し、ガックリきているsabi-seijiです。

 

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台風の日の新聞配達に欠かせないアイテム その1.【キャップ】

 

ハットではなく、あくまでもキャップ。

 

 

 なぜゆえに?

 

それは、台風の雨の中、キャップのツバが雨を遮って、視界を確保してくれるからです!ハットのツバは柔らかすぎるため、自転車の風圧に耐えられません。あと短すぎ。

 

まずはキャップ、その上にカッパのフード、仕上げに自転車用のヘルメットを被るといった出で立ちが、正しい雨仕様の配達ルックです。これ、あくまでも自転車の場合ですよ。バイクの場合はフルフェイス。

 

キャップのツバで、容赦なく前から振り込む雨をシャットアウト!

 

カッパのフードで覆うことにより、後頭部から首に滴る雨を完全ブロック!

 

さらには、ヘルメットで風に煽られるフードを押さえ込み

 

暴風雨で飛んでくる突然の障害物から頭部をガード!

 

安心の3ステップです。

 

台風の日の新聞配達に欠かせないアイテム その2.【タオル】

 

タオル?そりゃ当たり前じゃん。とお思いのそこのあなた。

 

配達員(私)の持つタオルは、自分の汗を拭うためか?

 

否(いな)!

 

配達員(私)はタオルを自分のためにではなく、新聞を守るために持っているのです。

 

新聞の大敵はそう、水です。その吸水性の良さに定評のある新聞紙は、水に濡れると、途端に弱い!私の豆腐メンタル並みに弱い!

 

雨の日は通常、新聞をナイロン袋に入れるのですが、少々の雨の日や、ポストが軒下に設置されているところは、経費削減のため袋に入れずに配達しています。

 

雨に濡れた手で新聞を触ると濡れてしまうため、新聞をポストまで運ぶ前にタオルで手を拭っているのです。いや、これ、「ナイロン袋ケチるなよ…」って思いますが、支配人のご意向ですので、厳守。

 

さらには、外壁に直接設置されているタイプのポスト。

 

こいつには要注意です。

 

投入口が狭い上、若干の「雨よけ」がついているため、この「雨よけ」に雨が滴っているのです。こやつを避けながら投函することは不可能。そのまま強引に入れれば、もれなく新聞の表面で拭うかたちになってしまいます。

 

ということで、「雨よけ」を手でスーッと拭って、タオルで手を拭き、水ぬれを最小限に抑え、ミッションクリアです。

 

 台風の日の新聞配達に欠かせないアイテム その3.【カバン】

 

バイクでの配達は後ろにBOXを装着しているのですが、自電車は家族で共用しているためBOXをつけることができません。

 

そのため、晴れた日には前のカゴに入れて配達しているのですが、雨の日は特製肩掛けカバンを持参しています。

 

雨の日はポストに出来るだけ近づくため、肩掛けカバンに入れていきます。普通のカバンだと濡れてしまうため、ビニール素材のカバンにゴミ袋を仕込み、濡れない工夫をしています。

 

カバンにするメリットは、自転車から離れた瞬間に突風にあおられ、自転車が新聞もろとも倒れるという、最悪の事態を免れることができること。

 

水たまりに浸かってしまった新聞を前に、泣きそうになること数回、失敗を糧にするための打開策として、肩掛けかばんで新聞を死守することを選びました。

 

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配達所が配達区域の中間点にあるため、母艦(配達所)で新聞を補給しながら挑みます。

 

まとめ もちろんマストアイテムはカッパと長靴

 

デザインよりも耐久力!

多少高額なのは必要経費と割り切って、カッパと長靴はいいものを購入します。でないとすぐに穴が開いてしまい、逆に経費がかさんでしまいます。 

 

長靴のかかとが裂けていた時のガックリさといったら、もう。

 

ということで、雨具だけは信用できる品質のしっかりしたものを選びましょう!以上、だれ得?情報でした。

 

 

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起き上がれなくて不登校だった娘の頭がブヨブヨだった件

おはようございます。

 

2年前の今頃、長女の体調は坂を転がるように悪くなり、頭痛、腹痛、朝起きれないといった症状を抱え、ザワザワした気持ちで毎日を過ごしてたsabi-seijiです。

 

 

 

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現在は、調子が良ければ朝7時には起きれるようになり、少しずつ学校へ向かう日も増えてきました。朝から一日通しての登校は気疲れもあり、つらそうな時にはお休みにするよう、わたしも提案することができるようになりました。

 

 

2年前と今と、娘の体の変化で気になったこと

 

起立性調節障害(OD)の症状がひどかった2年前と今とででは、一体何が違うのでしょう?体の中のことはわかりませんので、外から見た変化は何かないかと言われれば、娘の場合は、

 

頭の硬さです!!!

 

いや、石頭とか頑固者といったことではありませんよ。本当に、頭皮が柔らかかったのです。

 

娘、頭が柔らかい!!!ふかふかしてる!!!

 

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Robin HigginsによるPixabayからの画像

 

サンサンと太陽を顔に浴びながら寝ていて、起こしても反応のない娘に対し、マッサージでもすれば起きられるのでは?と半分怒りを込めながら、耳をモミモミしておりました。

 

その時、ついでに頭も…と思って触ってみたところ、頭皮が以上に柔らかい。頭頂部に至ってはもう、ブヨブヨと表現してもいいくらいです。寝ている娘の頭頂部を押すと、指が沈むのです。

 

頭って、頭蓋骨があるのに、こんなにお肉つくものかな?

 

と不思議に思い、自分の頭を触ってみましたが、わたしはこれまたカチカチ。家族の頭を触ってみても長女が一番柔らかい。その時は「人によって随分と違うのね。」と思っていました。

 

運動部に所属していた中学生の娘です。ショートカットにしてからというもの、あらためて娘の頭を触る機会はなくなっていたので、柔らかいのはたまたまのことなのか、いつものことなのか、その時は判断ができませんでした。

 

それが昨日、少し伸びた髪が校則に違反してしまうため、先生から「くくってきてください。」と指示されたそうで、久しぶりに長女の頭を触る機会がありました。

 

あれ?頭がブヨブヨしなくなっている!!!あの柔らかさは普通じゃなかったのか。

 

とその時に気がつきました。

 

 

なぜ娘の頭はあんなにも柔らかかったのだろう?

押してみた感触が足のむくみに似ていたことから、原因は「むくみ」なのかな?と思いました。

 

不思議に思った時はすぐにgoogle先生です。「頭 むくみ 理由」で検索したところ、美容系の記事が多く出てきました。頭皮と顔の皮はつながっているので、頭皮マッサージで小顔を目指そう!といった内容のものです。

 

なんか違う。

 

と思いながら検索結果を眺めていると、中に「睡眠障害」といったキーワードが見つかりました。ああ、確かに半日睡眠がズレていたし、12時間くらい寝ていたし、診断を受けた訳ではありませんが、症状的には「睡眠障害」だったと思います。

 

調べていくと、他にもストレスや自律神経が上手く働かないことからむくむこともあると書かれていました。この辺りまでくると納得!

 

人は通常、立って活動していますから、足がむくむことが多いのですが、娘の場合は寝ていることが多いので、頭がむくむことは考えられます。「起立性調節障害」は自律神経が上手に働かないという症状がでますし、なにせ動かない。というか、動けない。そりゃむくんでも仕方がないですね。

 

 

なぜ改善したのか

わたしには医学的な知識はありませんので、原因も改善理由もわかりません。

 

現在「起立性調節障害」で悩んでいるお子さんや、そのご家族にとっては、いつ改善するかもわからず、明確な治療方法もないことから、とてもツラく不安な毎日を過ごされていることと思います。

 

ですので、これをすれば良くなったよ!といった事例をご紹介したいのですが、症状も様々、子どもの環境も様々でしょう。でも、これだけは確かなこと。

 

時間が経過することで、症状は明らかに良くなります。

 

症状が軽くなったから気分が軽くなり、活動的になったのか、気分が軽くなったから活動的になり、症状が軽くなったのかはわかりません。サプリや照明器具を購入しそうになるほど不安になり、少しでも早く治してあげたいと焦っていた時もありました。

 

不安に押しつぶされないで

決して悲観しないで

そこから抜け出せる日は必ず来ます。

焦らず、楽しみをつないで毎日を過ごして欲しいと思います。

 

 

まとめ 今、あの時に試してみるとよかったかな?と思うこと

さて、少し話が脱線しましたが、娘の症状が軽くなってきた今、どん底の時にしてみるとよかったなと思うことは、

 

マッサージ

 

薬も対処もない症状に苦しんでいるわが子を前にして、平気な親はいません。何かにすがろうと、先ほどもお伝えしたように「ODに効くサプリ」や「ODに効く照明器具」といった高額な商品を危うく購入しそうになるほど不安でした。

 

しかし、マッサージならば家族が簡単にしてあげることができます。子どもさんが嫌がらなければ、会話をする時間にもなりますし、スキンシップもはかれます。何よりお金はかかりませんので、手軽に取り入れられます。

 

ODを抱えるお子さんをお持ちのご家族の方、ちょっとお子さんの頭を触ってみてください。頭皮が柔らかいのはわが家の娘だけでしょうかね?

 

もし、ほかにもいらっしゃれば、ぜひ教えていただきたいと思います。

 

 

 

 

「頭をもむ」と病気が治る! 美顔になる! (綴込付録:「頭皮マッサージ」やり方ポスター)

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